季節のイベント

インデックス   ・  ・  ・ 

1月 グロ(大田市五十猛町)

 

島根県大田市五十猛町(いそたけちょう)の大浦地区に伝わる小正月の行事です。
20mの竹を中心に笹やむしろで囲われた「グロ」と呼ばれる円錐形の大きな小屋を浜辺に建て、歳徳神(としとくじん)を迎ます。

 

 

地区の人々が集まり昼夜を分かたず火を焚いて、御神酒をいただき、餅やスルメを焼いて談笑します。
その年の豊漁や無病息災を祈願し、最終日には正月飾りとともに小屋を焼き払います。
1115日までの日間にわたって行われます。

 

 

 

2月 物部神社節分祭(大田市川合町)

 

石見一の宮の物部神社、2月3日に節分祭と豆まきが行われます。
2月2日前夜祭の火焚き神事では境内で巨大な焚き火が点火され、蕎麦のお店も出ます。

 

 

 

月 志学(大田市三瓶町)

 

 

2月上旬、雪をバケツにいれ固めてろうそくを入れるミニかまくらをつくるのはボランティアたちです。
暗くなるころ幻想的な灯りがならび、あたたかいたべもののを地元のグループが提供します。
いちばん積雪が期待できる時期に実施されますが、年によっては積雪がなくて雪を運び込むことがあります。

 

 

 

3月 西の原 野焼き(大田市三瓶町) 

 

 

国立公園三瓶山の西の原草原を保全するために、大田市主催で3月下旬に約30ヘクタールの野焼きが行われます。
枯れたススキに火を入れ、一日で広い面積を焼くので見応えがあります。
市民ボランティアも募集しているので、最前線で関わることもできます。

 

 

黒く炭色になった草原は5月にはワラビが生え緑がよみがえります。

 

 

4月 三瓶さくら祭り(大田市三瓶町 志学・上山地区)

 

農道沿いに植えられた6,000本のサクラが咲きそろいます。

 

 

食のイベント広場や神楽、滝の見学なども。毎年月の中旬に開催されます。
このサクラは地元の方が植えたものを市内のサポート企業がお世話を続けています。
市内の小学生が1,000本の桜を植えた谷ももうじき見ごろを迎えます。

 

 

 

月 山菜採り、タケノコ採り(大田市各地)

 

GWにはタラノメ、コシアブラなど山菜が採り頃を迎えます。モウソウチクのタケノコも。

 

 

その後月初めまではモウソウチクよりも小ぶりなハチクのタケノコが生えてきます。
世界遺産石見銀山の鉱山遺跡の中核部「仙の山」では、遺跡の保全のためにタケノコを採る活動もあります。
私有地は立ち入り制限があるので山菜やタケノコ採りを希望する方は必ず地元のガイドの方などにご相談ください。

 

 

 

月 三瓶山北の原姫逃池 カキツバタ保全活動とジュンサイ摘み(大田市山口町)

 

国立公園三瓶山北の原にある姫逃池では月に紫色のカキツバタが湖畔を彩ります。
近年は外来植物の進入もあり、手作業で草刈り草抜きをする必要があります。
地元のボランティアや行政スタッフが集まって植生保全の活動を行っています。

 

 

作業の副産物として従来から池にあるジュンサイを採取することもできます。独特の触感はこの時期ならではの味覚です。

 

 

 

月 西行さんほか三社祭(大田市大田町雪見通り)

 

 

Yukimi-innの地元 雪見通りにある西行堂(西行法師の来訪を機に伝わるお堂)のお祭りが16日、天神町の天神さんが25日、相生町の荒神さんが27日。
ちいさなちいさな町の夏祭りが続きます。子ども神輿や地区の方々が開く食べ物屋さんど。

 

 

 

月 静間川魚道観察会(大田市長久町)

 

三瓶山を源流として日本海にそそぐ級河川静間川、かつてはたくさん遡上がみられた天然アユを復活させようというプロジェクトが進んでいます。
魚が上りやすいように工夫した魚道をつくり、その上下で毎年調査を続けています。
川の漁協がなく放流もしていない、ほんとうに自然の川なので、アユの目線で復活を待っています。

 

 

 

月 港まつり花火大会(大田市久手町)

 

大田市内での夏の花火 仁摩町・久手町・温泉津町で続けて開催されます。
Yukimi-innからのもよりは久手漁港の花火大会。大田バスセンターからシャトルバスが運行されます。
花火打ち上げ6,000発、灯篭流しやステージイベントもあります。

 

 

月 秋の彼岸市(大田市大田町)

 

暑さ、寒さも彼岸までと言われますが、季節の変わり目の彼岸にお寺の縁日に境内で物々交換をしたのが「市」の始まりで、四百年以上の歴史を持つ大田市の伝統行事です。
春と秋の彼岸の中日に催されることから、地元では「中日つぁん」とも呼ばれています。
大田市駅前から1kmにおよぶ通りに多くの露天商さんが店を開き、植木市やよさこいなどいろいろなイベントが開催される特別な日間です。

 

 

10月 大田両八幡宮祭礼風流(大田市大田町)

 

毎年1015日大田市大田町の喜多八幡宮(北の宮)と鶴ケ丘八幡宮(南の宮)の例大祭「大田まつり」が行われます。

 

 

法被を着た氏子や稚児行列、子ども神輿らによる喜多八幡宮の祭礼風流(ふりゅう)行列では、3メートル以上の大天狗(おおてんぐ)や負幟(おいのぼり)、高野聖(こうやひじり)が旧町内の通りを巡行します。

 

 

 

11月 さんべバーガー薪割りイベント(大田市山口町)

 

ご当地バーガーとして有名なさんべバーガーさんは店内に薪ストーブを設置して、薪の販売もしています。
里山のバイオマスを活用して温暖化対策にもなる薪を普及するために、11月には薪割りイベントを開催して子どもたちにもチャレンジしてもらっています。

 

 

 

12月 サンドミュージアム 年計砂時計の回転(大田市仁摩町)

 

大みそか年男年女が集まって仁摩サンドミュージアムにある世界最大の1年計砂時計をひっくりかえすイベントが開催されます。
花火の打ち上げもあり、にぎやかに年を越します。